「飲食に疲れたんでエンジニアやってみよう!」
なんて考えて転職する人もいるでしょう。
私の場合は営業を辞めてエンジニアになりました。
数字を追いかけるのも大変ですが、エンジニアでも大変なことは当然あります。
正直「エンジニアになって失敗したな・・・」と思うことも少なくありません。
安易に考えている人の為に、”こんな厳しいこともある”というのも書いておきましょう。
納期は絶対!これが結構大変。
ITを分かっていない営業が見栄を張ってクライアントに伝えた納期を我々エンジニアは死守しなければなりません。
IT系がブラックと言われる根本はここにあると思ってます。
「納期は絶対」
トラブルや突然の仕様変更なんてあった日には、2・3日の徹夜なんて当たり前。
私の場合は最高3日間の徹夜です。(なんだそんなもんか、って思ってる人。もっと良い職場ありますよw)
メンバーが失踪。。。誰やるの?
辛くなったメンバーが突然失踪したこともありました。
その場合、誰かが穴埋めする必要があります。
どんどんブラック化していく現場。。。
これがIT土方の典型的なパターン。
「営業が権力を持っているのIT企業」
「単価の低さをウリにしているIT企業」
このあたりの企業はブラック警報です。
長時間労働や不測の事態があったとしても最後まで納期を死守するということがエンジニアには求められることです。
「いや、それ当たり前のことじゃないの?」
なんて思ってる未経験の方々。
技術的に自分が全く経験がないことを任され納品まで任されるケースもあるんですよ?
これが如何に大変か分かるでしょうか??
こんな業務命令にあなたは答えることが出来ますか?
上司「明日から金融の案件をやる。AWSでインフラを設計・構築し、データベースも要件通りに仕上げてくれ。あー、windowsじゃなくてLinuxな。」
AWSもLinuxも未経験の俺「・・・」
極端な例ですが、経験のないことも無理矢理やらされることもあります。
というか、私の場合ほとんど経験がなかったのですが会社外の知り合いに聞きながら何とか凌いでいました(会社にはほぼ分かる人がいなかったので。。)
IT系と名乗っている派遣会社はこの傾向が強い気がします。
請負の仕事が多いSIerもゴリ押しパターンがあると思います。
未経験からエンジニアに転職するのであれば、日々の勉強と運用あたりから地道に業務経験を積んでいくことが非常に重要です。
給料が高いからって設計・構築やプログラミングに手を出すと非常に危ない。
未経験がチャレンジするのであれば、「運用・社内SE」このあたりのキーワードに絞って転職活動を勧めたほうが良いですよ。